インド・ダージリン茶 INDIA Darjeeling Tea
2010年12月 紅茶の本場へ専門家を案内した
1976以来35年振りのインドである。さぞかし発展したであろうと思いデリーの町に入るも、
35年間全く進歩していないと写った。むしろ、スリランカの方が進んでいる。デリーの町中に、馬車が走っている。
当然、昔ながらの牛は市内のどこにでもいる。
インド門
左から、ダウラギリ、アンナプルナ、マナスル、ゴザインタン山郡がはっきりと見えた。
私が1976年に頂上に立ったマナスル(8156m)も見えた。隣に座ったフランス人に自慢げに伝えた。
右には、奥まってエベレスト、マカルー、ジャヌー、
カンチェンジェンガが見えた。やがて、機は下降を始めた。このコースは世界一の眺めである。冬だから見えるのであろう。
インドの航空会社は昔はAirIndiaだけであったが、自由化が進み、小さな会社が数社できた。この
Spicejetもその一つ。ともかく安い。デリー・バグドグラ間1万円弱であった。機内サービスは料金が必要である。日本の新幹線と同じ。これでいいんだーー。
ダージリンには空港はない。平野部のシィリグリーの西にあるこの空港から、クルマで4時間でダージリンに達する。道は狭く、小型ジープしか通れない道である。
世界遺産の蒸気機関車は世界からの観光客が乗る。
ダージリンに行くには、平野部のバグドグラ空港を経なければならない。空港に空港に降り立つと直ぐに茶園が広がっていた。どこまでも続く茶園である。テライ地区という
朝4時起きでタイガー・ヒルに出掛けた。背後に朝日を浴びたカンチェンゲンガが現れた。世界第三位8598m。世界からの観光客の心を捉えて放さないはずである。世界一の絶景である。
茶園はお粗末の限り。肥料は全くやったことがないであろうと思われる茶園である。香気の良さは、この自然の管理から来ているのではないかと思う。日本の茶園は肥料のやり過ぎである。
120年前の機械が現役で使われていた。
英国製である。
ダージリンの中心部チョーラスター
朝早く散歩に出た。清々しいヒマラヤを眺めての世界一の散歩道は写真の右を真っ直ぐに進む。